PHPでwww有りと無しのURLを統一する
例えば、http://www.example.com/ と http://example.com/ の内容が同じ場合、SEO的に見ればこれらはどちらかに統一されるべきです。
統一する方法として最もポピュラーなのは、Apacheのmod_rewriteを使用した統一方法だと思いますが、今回はmod_rewriteが使用できない環境且つPHPが使用できる環境での統一方法を紹介します。
ソースコード
www有りに統一
<?php
/**
* www無しはリダイレクト
*/
if (strpos($_SERVER['HTTP_HOST'], 'www.') !== 0) {
$url = 'http://www.' . $_SERVER['HTTP_HOST'] . $_SERVER['REQUEST_URI']
header("Location: $url", true, 301);
exit(0);
}
www無しに統一
<?php
/**
* www有りはリダイレクト
*/
if (strpos($_SERVER['HTTP_HOST'], 'www.') === 0) {
$url = 'http://' . substr($_SERVER['HTTP_HOST'], 4) . $_SERVER['REQUEST_URI'];
header("Location: $url", true, 301);
exit(0);
}
説明
まずstrpos()
を使ってホスト名の先頭に www. があるかどうかチェックします。strpos()
は最初に見つかった位置を返すので、0と比較すれば www. の有無を判定できます。
次にheader()
でLocationヘッダを指定してリダイレクト。header()
でそのままリダイレクトするとステータスコード302(一時的移動)を返すので、ステータスコード301(恒久的移動)を返すように設定する。
www無しで統一するコードではsubstr()
を使って先頭4文字を削ります。 www. なので4文字。
最後にLocationヘッダを使用して統一するURLへリダイレクト。この時、ホスト名のみでリダイレクトするとドメインルートに移動してしまうので、REQUEST_URIをホスト名の後に付加してあげる。
まとめ
strpos()
で www. があるかないか調べる- ステータスコード301じゃないと本末転倒
- Location:ヘッダでリダイレクト
- REQUEST_URIも付けるとGooooood